イオン交換とは、冷却水(純水)の劣化にともなって発生するイオン(不純物)を除去し、冷却水のクリーン度を保つこと。こちらでは、イオン交換の意味や目的、原理などについて解説しています。
レーザーマーカーを使用し続けると、徐々に冷却用の純水にイオン(不純物)が生じます。イオンとは、水中のカルシウムやナトリウム、塩化物などがプラスやマイナスの帯電した状態です。
これらのイオンを除去する際に利用される媒体が、イオン交換媒体と呼ばれるもの。多孔性の合成樹脂で作られている直径0.5mm程度の媒体です。一般にイオン交換樹脂と呼ばれています。数の子やたらこのような形状で、色は褐色や白色、黄色など様々です。
このイオン交換樹脂は自らがイオンを帯びていますが、水中に投入されることで、自らのイオンと水中のイオンとを交換する性質を持ちます。すなわち、レーザーマーカーの使用によって水中に生じたイオン(不純物)を、自らのイオンと変換することで、冷却水を元通りのきれいな状態へ戻す働きがある、ということです。
UV、グリーン、1μmの3波長を自動切り替え、パルス幅は340fsから10psまで可変。各種材料に合ったレーザー光の選択&適した非熱加工が行えます。
20KWの高出力で20,000㎜/minを超える高速切断が可能、プラズマを上回る切断速度を実現。40㎜までの厚板切断に対応しています。
木材・アクリルはもちろん、紙、樹脂、革まで幅広い対象物に刻印・切断が可能。つまようじほどの細かな対象物にも微細な処理を施すことができます。