伯東株式会社は複数の機能を搭載したレーザー加工システムを、カスタマイズ可能なパッケージ製品として提供しているレーザー加工機メーカーです。伯東株式会社のレーザー加工機について特徴や製品例をまとめました。
伯東株式会社ではガルバノスキャナシステムや高出力ファイバレーザーなどがパッケージングされたレーザー樹脂溶着システムを提供しており、さらにクライアントのニーズに合わせた拡張システムを用意することで様々な作業ラインや現場の条件にマッチさせられることが特徴です。
レーザー樹脂溶着加工に必要とされる基本システムを備えつつ、オプション機能によってカスタマイズ性を幅広く確保することで、それぞれのクライアントが独自に追求したい機能性や作業品質を目指すことができます。
伯東株式会社のレーザー樹脂溶着システムでは「高出力ファイバレーザー」、「ガルバノスキャナヘッド」、「スキャナコントローラ/ソフトウェア」、そして「XYZステージ」という4種類のシステムがワンパッケージとして提供されています。
ファイバレーザーは200Wの出力によりスムーズなレーザー加工を目指せるようになっており、ティーチングなどに必要な作業も専用ソフトウェアを使って描画データを編集したりパラメータを設定したりすることで柔軟に対応できることがメリットです。
各種機能を一体化させたレーザー樹脂溶着システムの他にも、溶接や切断、微細加工といった様々な目的に対応できる「FIN LASE」シリーズなど、ニーズに合わせてレーザー加工機やシステムを提案してくれる点も見逃せません。
伯東株式会社ではレーザー加工機の導入やプランニングについて専門部署として「システムプロダクツカンパニー 営業五部(03-3225-8973)」が設置されており、どのようなレーザー加工機を検討すれば良いのか電話で問い合わせて相談することができます。
伯東株式会社の「FIN LASE」シリーズは、切断や溶接、穴あけ加工などにまとめて対応できるファイバレーザー加工機です。反射率の高い素材であっても切断・溶接といった加工が可能となっており、溶接もスパッタレス溶接に対応しています。
また3層構造のファイバーによってレーザーが出力される「リングモード出力」が採用されており、センター部(コア部)とリング部(第1クラッド)からレーザーを個々に出力することでレーザー加工品質を追求することが可能です。
FIN-SMシリーズは最大2.5kWの高出力シングルモード発振に対応しているファイバレーザー加工機です。ビームの品質及び集光性を追求したレーザーモードを採用することで、ビード幅を細くしつつ溶け込みを深くできるようになり、微小部品の溶接なども正確に行えるようになりました。
ガルバノスキャナを併用することでビード幅の調節もスムーズになり、さらにレーザー加工機に求めるニーズへの対応力が強化されることも特徴です。戻り光にも強く設計されており反射率の高い素材でもレーザー加工の可能性を追求します。
ビーム出力が2k~10kWまで複数の段階に対応できるようシリーズ展開されているマルチモードファイバレーザーです。出力レベルは1%から設定可能となっており、戻り光への対応品質も追求されているため高反射素材の溶接や切断、穴あけ加工などを実行することができます。
「FIN LASE」シリーズは無料のデモ加工にも対応しており、実際にどのようなレーザー加工を実現できるのか事前にサンプルを使ってチェックできる点も重要です。
相談受付時間 | 9:00~17:00 |
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所在地 | 東京都新宿区新宿一丁目1番13号 |
取扱い製品一覧 |
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対応業務 | エレクトロニクス関連事業、ケミカル関連事業 |
UV、グリーン、1μmの3波長を自動切り替え、パルス幅は340fsから10psまで可変。各種材料に合ったレーザー光の選択&適した非熱加工が行えます。
20KWの高出力で20,000㎜/minを超える高速切断が可能、プラズマを上回る切断速度を実現。40㎜までの厚板切断に対応しています。
木材・アクリルはもちろん、紙、樹脂、革まで幅広い対象物に刻印・切断が可能。つまようじほどの細かな対象物にも微細な処理を施すことができます。