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ノズル

「ノズル」とひと口に言ってもさまざま思い当たりますが、レーザー加工機におけるノズルとは、どのような役割を持っているのでしょう。その種類とともに紹介します。

ノズルとは

レーザー加工機では溶融した金属などを吹き飛ばすためにアシストガス(シールドガス)を用いているのですが、ノズルはそのガスを噴出させるパーツです。

一般的にノズルは集光したレーザーを照射する「集光系」と呼ばれる装置の先端に装着されます。

形状はほとんどが円錐形をしており、わずか直径1mm程の穴からアシストガスを高速で噴射します。

ノズルの種類

用途、さらにはメーカーごとに、ノズルはさまざまな種類があります。
中には、例えば切断用ノズルと溶接用ノズル、どちらの使い道にも合っているものなど、組み合わせ方も多様。
ここでは、各メーカーに共通していることの多いノズルを紹介します。

同軸ノズル

一体でレーザーやガスなど複数を供給可能なノズル。

切断用ノズル

レーザーによって溶融した金属などををガスで吹き飛ばして切断するためのノズル。切断用ノズルはレーザーと同軸でセットされることから、配置する際はノズルがレーザーの集光を遮らないようにしないと切断が不可能になるため注意が必要。

溶接用ノズル

レーザーで溶接を行うためのノズル。

サイドガスノズル

安定的にガスを供給できる。ノズルの狙い位置や角度によって大気を巻き込みやすくなるため、管理が重要。

クロスジェットノズル

加工部から飛散する溶解物(スパッタ)の対策に、レンズの手前でエアカーテンを噴射するノズル。保護ガラスの損傷を抑止する。

3Cノズル

同軸ノズルとクロスジェットノズルを両立させたもの。

CSPノズル

サイドガスノズルやクロスジェットノズルを一体化したモデル。

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