このページでは、レーザー加工機の導入メリットとして「業務効率化」を詳しく解説しています。レーザー加工機によって業務効率化を促進するためのポイントを把握しておき、導入メリットを追求していきましょう。
レーザー加工機を活用することにより、あらかじめ作業内容についてティーチングやパラメータといった条件さえ整えておけば、従来の手作業や機械加工マシンを使った作業よりも作業スピードを高められるという点が重要です。
また、パラメータを調整することで異なる製品や試作品も高効率に加工することが可能になるため、新しいサンプルを試作しようとする際にもスムーズに企画から加工までの流れを進めていくことができます。
レーザー加工は非接触式の加工法であり、例えば作業台に加工対象ワークを固定するといった作業が必要ありません。つまり、実際に加工を行う前段階に当たる準備作業の工数を削減できるため、結果的に全体の工期を短縮して生産性を向上させていくことが可能です。
例えばアクリル樹脂をルーターやアクリルカッターなどによって切断した際、その断面には凹凸が生じるため、切断加工後に改めて研磨作業による仕上げを行うことが必要です。
しかしレーザー加工機の場合、高エネルギーを収束させたレーザーの熱により樹脂を瞬間的に溶かして切断していくため、切断面が滑らかな仕上がりになりレーザー加工後の研磨作業が不要になるというメリットがあります。
ただし、皮革や木材といったワークの場合は切断面が熱で焦げて変色する可能性があり、そのような場合は研磨作業が必要です。
レーザー加工は機械加工や手作業と比較して、切りくずや削りかすといったものが発生しにくい点もメリットです。
切断加工によるゴミが生じにくいため、加工後に作業台を清掃する負担も軽減され、トータルの業務効率化を進められます。
レーザーコネクトは、bodor・Epilog・KERNなど世界的メーカーのレーザー加工機を扱う専門商社です。販売・修理・メンテナンスから部品供給、カスタマイズまでワンストップで対応し、海外製品で起こりがちな「導入・サポートへの不安」を日本品質のアフターケアで解消します。導入時の設置・講習はもちろん、稼働後のトラブル対応・技術相談・スペアパーツ供給まで、安心して運用できる体制が整っています。
さらに、約2,000台の販売実績を通じて蓄積したノウハウをもとに、「少量生産」「試作用途」「内製化」「ディスプレイ加工」「金属加工業」など、業種別の課題に応じた最適な機種を提案。省スペース高性能の「bodor iシリーズ」、高精度彫刻の「Fusion Edge/Pro」、大型ワーク対応の「OptiFlex」、高精細マーキングの「LSF」、厚板加工までこなす「HG-Farley」など、多様なラインアップから最適な一台を選べます。切断・マーキング・彫刻の品質向上や外注コスト削減、納期短縮を目指す企業にとって、心強いパートナーとなる存在です。
| 品名 | i5 | i6 | i7 |
|---|---|---|---|
| 加工エリア | 1500×1000mm | 2000×1000mm | 3048×1524mm |
| 寸法 | 2980×2220×1970mm | 4049×1955×2230mm | 4955×2320×2200mm |
| 出力 | 1500W、3000W、6000W | 1500W、3000W、6000W | 12000W、6000W、3000W、1500W |
| 位置決め精度 | ±0.05mm/m | ||
| 再配置の精度 | ±0.03mm | ||
| 最大リンケージ速度 | 91m/min | ||
| 最大加速度 | 1.5G | ||
bodor iシリーズは、省スペースながらハイパワーを発揮する万能ファイバーレーザー加工機です。加工エリアはi5〜i7まで3サイズ展開され、出力は1500W~最大12000Wまで選択可能。±0.05mm/mの高精度と91m/minの高速動作により、薄板〜中厚板の金属加工を効率的かつ高品質に実現します。1.5Gの高加速度に対応し、生産性を大幅に向上できる点も魅力です。限られたスペースでも導入しやすく、外注削減・内製化の強力な推進力となるシリーズです。
レーザー加工機はその種類によって素材の向き・不向きがあります。
ここでは少量生産を行う企業に向け、加工したい素材別におすすめのレーザー加工機をご紹介します。
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ここでは、大量生産を行う企業に向け、加工したい素材別におすすめのレーザー加工機をご紹介します。