このページでは、レーザー加工機の導入メリットとして「業務効率化」を詳しく解説しています。レーザー加工機によって業務効率化を促進するためのポイントを把握しておき、導入メリットを追求していきましょう。
レーザー加工機を活用することにより、あらかじめ作業内容についてティーチングやパラメータといった条件さえ整えておけば、従来の手作業や機械加工マシンを使った作業よりも作業スピードを高められるという点が重要です。
また、パラメータを調整することで異なる製品や試作品も高効率に加工することが可能になるため、新しいサンプルを試作しようとする際にもスムーズに企画から加工までの流れを進めていくことができます。
レーザー加工は非接触式の加工法であり、例えば作業台に加工対象ワークを固定するといった作業が必要ありません。つまり、実際に加工を行う前段階に当たる準備作業の工数を削減できるため、結果的に全体の工期を短縮して生産性を向上させていくことが可能です。
例えばアクリル樹脂をルーターやアクリルカッターなどによって切断した際、その断面には凹凸が生じるため、切断加工後に改めて研磨作業による仕上げを行うことが必要です。
しかしレーザー加工機の場合、高エネルギーを収束させたレーザーの熱により樹脂を瞬間的に溶かして切断していくため、切断面が滑らかな仕上がりになりレーザー加工後の研磨作業が不要になるというメリットがあります。
ただし、皮革や木材といったワークの場合は切断面が熱で焦げて変色する可能性があり、そのような場合は研磨作業が必要です。
レーザー加工は機械加工や手作業と比較して、切りくずや削りかすといったものが発生しにくい点もメリットです。
切断加工によるゴミが生じにくいため、加工後に作業台を清掃する負担も軽減され、トータルの業務効率化を進められます。
UV、グリーン、1μmの3波長を自動切り替え、パルス幅は340fsから10psまで可変。各種材料に合ったレーザー光の選択&適した非熱加工が行えます。
20KWの高出力で20,000㎜/minを超える高速切断が可能、プラズマを上回る切断速度を実現。40㎜までの厚板切断に対応しています。
木材・アクリルはもちろん、紙、樹脂、革まで幅広い対象物に刻印・切断が可能。つまようじほどの細かな対象物にも微細な処理を施すことができます。