このページでは、銅を素材として行われるレーザー加工について、レーザー加工における銅の特徴や、銅へレーザー加工を行う際のポイントなどをまとめています。また、銅材加工におすすめのレーザー加工機もご紹介します。
銅はレーザー加工が可能な材料ですが、切断・溶接・マーキングでは品質のばらつきや安定性に課題が出やすい素材でもあります。既存設備では銅加工だけが思うようにいかず、あらためて「銅を前提にしたレーザー加工機」を検討する企業も。そこで銅加工の品質・安定性を引き上げたい企業向けに、国内サポートに対応するレーザー加工機をご紹介します。 特徴 特徴 特徴既存設備では対応が難しい
銅加工の課題に応える!
国内サポートに対応する
レーザー加工機3選
Bodor A・i・C
シリーズ
(販売店:レーザーコネクト)
(https://www.laserconnect.co.jp/products/bodor.html)
TruDisk
(メーカー: TRUMPF Japan )
(https://www.trumpf.com/ja_JP/製品/レーザ/レーザ装置/溶接用レーザ/)
レーザーマーカー
(メーカー:日立産機システム)
(https://www.hitachi-ies.co.jp/products/marking/lm/)
銅は金属表面の反射率が高く、レーザー加工が難しいとされる金属素材です。また、銅は導電率や熱伝導率が高く、レーザー加工による熱の影響で反りや歪みが生じやすいということも無視できません。
一方、銅は様々な業界や分野において利用メリットの多い金属であり、加工精度が優れているレーザー加工と上手に組み合わせることで幅広い目的での利用価値を追求できることも重要です。
また、レーザー加工に用いられる銅には複数の種類があることもポイントです。
銅と一口に言っても素材の種類ごとに性質が異なっており、個々の素材の特性を理解した上で適切なパラメータの設定などができる業者に依頼することが必要といえるでしょう。加えて、銅そのもののコストの高さにも配慮することが大切です。
本サイトでは銅加工におすすめなレーザー加工機を、生産規模別にご紹介しています。
少量生産・大量生産のカテゴリからぜひチェックしてみてください。
純度99.96%を超えている、酸化物を含まない高純度の銅を「無酸素銅」と呼びます。他の元素が添加されておらず、様々な銅の中でも特に導電性や熱伝導性に優れており、高温下においても水素脆化が発生しないことも特徴です。そのため、レーザー加工の難易度が高くなってしまうものの、適正に活用すれば銅の素材としての特性を活かした利用ができます。
なお、無酸素銅は粘り気が強く、切削性があまり良くないといった点も重要です。
タフピッチ銅は純度99.9%以上の純銅でありつつ、およそ0.02~0.05%の酸素が残留されている銅となっています。レーザー加工を含めて様々な加工現場で用いられる銅素材のなかでも入手が簡単であり、工業分野でも産業分野でも幅広く利用されていることが特徴です。
タフピッチ銅は耐蝕性や耐候性、展延性にも優れている銅であり、色々な用途や目的で使えることが魅力です。一方、600℃超での加熱では水素脆化によって亀裂が発生する場合もあり注意しなければなりません。
溶解中にリンを使って酸素を除去した純銅(純度99.75%以上)がりん脱酸銅です。無酸素銅やタフピッチ銅と比較して銅としての純度は低いものの、加熱による水素脆化が起こらないため、溶接加工やろう付けなどに適していることが特性です。
また、延伸性にも秀でており、曲げたり絞ったり押し広げたりと色々な金属加工や機械加工へ活用できることも無視できません。りん脱酸銅の用途としてはガス管や建築資材、風呂釜、熱交換器など色々なものが挙げられます。
工業分野や産業分野における機械加工・レーザー加工などに関して、切断加工は一般的な加工方法の1つです。
切断加工は文字通り、金属の板や部品を任意の形状やサイズに切断して、次の工程へ進めるために行われます。
レーザー加工ではレーザーのエネルギーを集中させて、照射部位の金属を蒸発させることで金属を切断します。レーザー切断は高精度な切断加工を可能にしますが、銅を素材にする場合は熱の影響などを考えなければなりません。
銅を活用した金属加工として曲げ加工も一般的です。銅は柔らかく、曲げ加工そのものは難しくありません。ただし、曲げやすくゆがみやすい素材だからこそ、精密加工を実現するにはノウハウを有している加工業者でなければ難しく、銅の曲げ加工を依頼するのであれば実績のある業者を選ぶことが必要です。
銅の曲げ加工では金型を用いたベンダー加工が一般的ですが、金属の延びやすさや変形から元に戻ろうとする性質などを含めて設計することが求められます。
溶接加工はガスや電気、レーザーといったものを使って熱を発生させ、その熱で対象の素材を溶かして接合する加工方法です。同じ素材同士を接合したり、異なる素材を溶かして接合したりと、溶接加工にも複数の種類が存在します。
ただし、熱伝導率が高い銅の場合、熱を与えても熱が拡散してしまって目的の部分だけを溶接することが困難です。そのため、銅の溶接加工を行いたい場合、高出力のレーザー加工機によって短時間での溶接を行ったり、熱集中率に優れたガス溶接が用いられたりします。
銅のレーザー加工では、高い反射率と熱伝導率が大きな課題となります。レーザー光が反射し機械内部を損傷させる可能性があるため、保護ガラスや出力設定に注意が必要です。銅は熱伝導率が高いため、焦点位置や切断速度の微調整を誤ると、変形したり切断不良を起こす可能性があります。銅を切断する際には、銅の表面に反射防止剤を塗るか、銅の加工ができるレーザー加工機を使用しましょう。
本サイトではレーザー加工機の導入を検討している企業向けに、「少量生産」「大量生産」の生産規模別におすすめのレーザー加工機をご紹介。
さらに加工対象となる「銅素材」に適した機種を厳選して掲載していますので、ぜひ参考にしてください。
レーザーコネクトは、bodor・Epilog・KERNなど世界的メーカーのレーザー加工機を扱う専門商社です。販売・修理・メンテナンスから部品供給、カスタマイズまでワンストップで対応し、海外製品で起こりがちな「導入・サポートへの不安」を日本品質のアフターケアで解消します。導入時の設置・講習はもちろん、稼働後のトラブル対応・技術相談・スペアパーツ供給まで、安心して運用できる体制が整っています。
さらに、約2,000台の販売実績を通じて蓄積したノウハウをもとに、「少量生産」「試作用途」「内製化」「ディスプレイ加工」「金属加工業」など、業種別の課題に応じた最適な機種を提案。省スペース高性能の「bodor iシリーズ」、高精度彫刻の「Fusion Edge/Pro」、大型ワーク対応の「OptiFlex」、高精細マーキングの「LSF」、厚板加工までこなす「HG-Farley」など、多様なラインアップから最適な一台を選べます。切断・マーキング・彫刻の品質向上や外注コスト削減、納期短縮を目指す企業にとって、心強いパートナーとなる存在です。
| 品名 | i5 | i6 | i7 |
|---|---|---|---|
| 加工エリア | 1500×1000mm | 2000×1000mm | 3048×1524mm |
| 寸法 | 2980×2220×1970mm | 4049×1955×2230mm | 4955×2320×2200mm |
| 出力 | 1500W、3000W、6000W | 1500W、3000W、6000W | 12000W、6000W、3000W、1500W |
| 位置決め精度 | ±0.05mm/m | ||
| 再配置の精度 | ±0.03mm | ||
| 最大リンケージ速度 | 91m/min | ||
| 最大加速度 | 1.5G | ||
bodor iシリーズは、省スペースながらハイパワーを発揮する万能ファイバーレーザー加工機です。加工エリアはi5〜i7まで3サイズ展開され、出力は1500W~最大12000Wまで選択可能。±0.05mm/mの高精度と91m/minの高速動作により、薄板〜中厚板の金属加工を効率的かつ高品質に実現します。1.5Gの高加速度に対応し、生産性を大幅に向上できる点も魅力です。限られたスペースでも導入しやすく、外注削減・内製化の強力な推進力となるシリーズです。
レーザー加工機はその種類によって素材の向き・不向きがあります。
ここでは少量生産を行う企業に向け、加工したい素材別におすすめのレーザー加工機をご紹介します。
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ここでは、大量生産を行う企業に向け、加工したい素材別におすすめのレーザー加工機をご紹介します。