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条件出し

「条件出し」とは

レーザー加工では、材料を望む形に加工するために、条件を設定する必要があります。材料によって適切な条件は異なるため、検証をしなくてはいけません。検証した結果、適切な加工条件を導き出すことを「条件出し」といいます。

条件の種類

条件の要素には、「出力」「ガスの種類」「加工速度」「焦点の位置」があります。たとえば、ガスには酸素がありますが、酸素を使うと、切断しやすい反面酸化による強度や品質への影響が懸念されます。ガスには窒素もあるので、実際の断面などから何が適しているかを判断します。

適切な条件の判断

適した条件は、切断面や材料の裏面で判断します。レーザー加工すると縦に筋状の線が残るのですが、その線が均等に入っている状態が良い切断条件です。

材質によっても変化する

レーザー加工は、材質の硬さに関わらず穴あけや切断ができるのがメリットですが、材質による条件の違いはあります。鋼材やステンレス、アルミニウム、アクリルなど、それぞれの材質によって適切な焦点の位置が異なるので、その条件を探ることが大切です。

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