日立産機システム

日立産機システムの特徴を概説した後、取り扱っているレーザー加工機を紹介します。

日立産機システムの特徴

CO2レーザーマーカーLM-C301Seriesを開発

「LM-C301Series」は、マーキング技術を結集したCO2レーザーマーカーです。次のような5つの特徴を持っています。

本体と制御コントローラの2つの装置で構成されている従来型と比べて、本体と制御コントローラを一体化させることで、省スペースを実現できます
レーザーヘッドのレンズ取り付け位置をライン状況に合わせて変更でき、導入後でも横型・縦型のラインに合わせた設置方向の変更が可能です
レーザーマーカー内部に効率よくエアを流すことで、本体を内部から冷却してレーザー発振器の温度上昇を抑制する高効率冷却システムを搭載。また、外部から取り込んだエアをレンズの側面から出すことで、印字時に発生する煙・カスのレンズ付着を低減し、レーザー出力を安定させ、鮮明な印字を可能にします
操作は専用パネルとPCの2つから状況・用途に合わせて選択可能
導入後もレンズの入れ替えで細文字・太文字など変更可能で、選べる線に豊富なバリエーションがあります

さまざまなソリューションを展開する老舗

日立産機は2002年に設立。「日立製作所」の創業製品であるモータ事業を継承し、連結子会社850社（※2020年12月31日時点）を誇る日立グループの中では産業電機分野を担当する会社として、国内の産業発展からインフラ整備を支えてきました。その経験とノウハウを生かし、多くの現場で役立つマーキングシステムソリューション「LM-301Series」を開発・提供しています。

日立産機システムの取り扱うレーザー加工機

CO2レーザーマーカーLM-301Series

参照元：日立産機システム公式サイト「レーザマーカ」https://www.hitachi-ies.co.jp/products/marking/lasermarker/

幅広い生産現場で高レベルのマーキングシステムソリューションを提供してきた日立産機システムが新たに開発したのが、CO2レーザーマーカー「LM-301Series」。操作はシンプルかつ直感的であり、高効率冷却システムを採用することで安定稼動を実現。保護構造ではIP54が標準装備されています。

対応する内容

マーキング（刻印・彫刻）

レーザー加工機でできる
「刻印（マーキング）」について詳しく見る

製品スペック

スペック	LM-C301S （ビームエキスパンダ無）	LM-C301P （ビームエキスパンダ有）
型式	LM-C331S	LM-C311P	LM-C331P
印字レーザ	CO2レーザクラス4レーザ
波長	10.6 μm （推奨ワーク：紙 / カートン紙 / ガラス）
発振器	AJ-4000S （定格出力:4kW）
平均出力※1	30W	10W	30W
印字範囲 (mm)	60 ×60 ※2 100 × 100	60 × 60 100 × 100 ※2 200 × 200
ガイドレーザ・ポインタ	半導体赤色レーザ λ＝655 nm クラス2レーザ (オプション)
ユーザ・インタフェース	タッチスクリーン (オプション) / レーザマーカアプリケーションPCソフトウェア (オプション)
シャッタ	電動シャッタ
保護構造	IP 54
質量	22 kg	18 kg	22 kg
寸法(mm) (幅 × 高さ × 奥行き)	216 × 179 × 747	196 × 148 × 728.5	216 × 179 × 747
レーザ状態表示灯	スタンバイ (緑) / 印字中 (青) / アラーム (橙)
電源電圧	AC100 ～ 120 V ± 10 % / AC200 ～ 240 V ± 10 % (50 / 60 Hz)
消費電力	600 VA	300 VA	600 VA
使用周囲温度	5～40℃（結露および氷結なきこと）

※1…レーザ発振器単体の出力、※2…スタンダードモデル

日立産機システムのメーカー情報

相談受付時間	記載なし
所在地	東京都千代田区神田練塀町3番地
取扱い製品一覧	LM-C301S (ビームエキスパンダ無) └LM-C331S LM-C301P (ビームエキスパンダ有) └LM-C311P └LM-C331P
対応業務	産業電機の製造、販売、保守・サービス、システムソリューションなど