レーザー加工を行う際は、煙や臭いが発生します。発生量は使用した素材や機種によって差がありますが、こちらでは煙やにおいの排気対策について解説します。
市販のレーザー加工機には、オプションとして、排気用のキットを販売しているメーカーもあります。また、室内脱臭集塵機も販売していますが、いずれもレーザー加工機を購入するのと 変わらないほど高価なものであったり、取り付けがかなり大変な作業になるというデメリットがあります。
工場や企業で使用するのであれば、加工機購入時にセットで持って使用するほうが、環境的にも、製品の長持ちにも良いでしょう。
安価な代用品を組み合わせて使用することで、脱臭、煙対策を行うこともできます。ソケット部分を取り外してACファンとアルミフィルターを加工エリア面に取り付け、裏面にスポンジフィルターを付けます。
こちらの装備の結果は、排気効果はあったものの、脱臭効果はあまりない、ということでした。脱臭効果のある多重層フィルターをつけることで、さらに改善できるかと思います。
UV、グリーン、1μmの3波長を自動切り替え、パルス幅は340fsから10psまで可変。各種材料に合ったレーザー光の選択&適した非熱加工が行えます。
20KWの高出力で20,000㎜/minを超える高速切断が可能、プラズマを上回る切断速度を実現。40㎜までの厚板切断に対応しています。
木材・アクリルはもちろん、紙、樹脂、革まで幅広い対象物に刻印・切断が可能。つまようじほどの細かな対象物にも微細な処理を施すことができます。