近年のものづくりに欠かせないのが、コンピューターを利用した設計や製図に役立つソフトウェアです。こちらでは、レーザー加工の作図や設計にも役立っている「CAD/CAM」について解説します。
CAD/CAMはコンピュータを利用して製品の形状を設計するCAD機能と、ワーク(被工作物)を設計した形状へ加工するため、NC工作機械を動かす工具経路情報(NCプログラム)を作るCAM機能を備えた、モノづくりに欠かせないソフトウエアです。PC上で動作が可能になったことで、作図時間の短縮になり、手直しなども簡単にできるようになりました。
レーザー加工用のCAD/CAMは、二次元レーザー加工機用と三次元レーザー加工機用があります。その他にも板金展開やパイプ加工ができるソフトもあります。
レーザー加工機用のソフトが豊富です。イラストレータなどのデザイン画の彫刻やフリーハンドの作画、彫刻が可能なソフトや、同時2~5軸加工や、旋盤、ワイヤーカッター、レーザー加工機、ウォータージェット等、あらゆるNC機器との接続が可能な汎用性の高いソフトなど、用途に合わせて最適なソフトが豊富にあるのも魅力です。
UV、グリーン、1μmの3波長を自動切り替え、パルス幅は340fsから10psまで可変。各種材料に合ったレーザー光の選択&適した非熱加工が行えます。
20KWの高出力で20,000㎜/minを超える高速切断が可能、プラズマを上回る切断速度を実現。40㎜までの厚板切断に対応しています。
木材・アクリルはもちろん、紙、樹脂、革まで幅広い対象物に刻印・切断が可能。つまようじほどの細かな対象物にも微細な処理を施すことができます。