ここでは、東成エレクトロビームが取り扱っているレーザー加工機をご紹介しています。製品の特徴や機能、スペックなどをまとめましたので参考にしてください。
東成エレクトロビームは、1977年に東京で設立された会社です。主な事業は電子ビーム受託加工やレーザー受託加工、ウォータージェット受託加工、医療機器の製造および販売など。機器の製造にも対応している会社ですが、基本的には受注加工をメインに行っています。
ものづくりを手がける会社として、環境保全活動に積極的な姿勢も東成エレクトロビームの特徴。CO2削減や天然資源の節約、環境負荷の低減を考慮した製品の販売などを目標に、経済的・技術的に可能な範囲で内部監査や環境マネジメントを定期的に実施しています。
東成エレクトロビームのビジネスモデルは、大手企業等の先端製品のショールームに展示する機器の受託製造、各種先端機器を使った試作・開発・加工などを担うこと。民間企業だけではなく、大学や行政機関、学会、各種境界などからの高度な開発依頼も多く手がけています。
また、企業等からの受注だけではなく、逆に企業等に対して技術課題を解決するための提案や営業情報の共有など、エンドユーザーと企業等を結ぶ架け橋としての役割も担っています。
自社のみではなく、異業種とのネットワーク体制により高付加価値のあるサービスを提供しています。
CO2ガス(炭酸ガス)を励起媒質とし、赤外線を発生させながら照射するレーザー加工機。主な用途は金属の切削、彫刻、切断、穴あけ、マーキング等ですが、金属に限らず透明な素材(ガラスなど)への加工も可能です。
一般に気体レーザーはエネルギー効率が悪いとされていますが、窒素分子と二酸化炭素分子の組み合わせによりエネルギー効率の向上が実現しています。
TIG溶接と比べると、非常に狭い範囲に熱エネルギーが集中することが特徴。溶接スピードが早まることから母材への入熱が抑えられ、「熱歪み」や「溶接焼け」が少ない仕上がりとなります。特に薄板溶接には適している加工機となるでしょう。パルス波形の制御を通じ、さまざまな材料へのパルス溶接も可能です。
後処理がほとんど不要なので、工程の短縮にもつながるでしょう。
広く使われている気体レーザーとは異なり、光ファイバーを使ったレーザー加工機です。CO2レーザーに比べると、最小集光径は半分程度。微細な集光径を得られるため、歪みの少ない加工が実現します。
CO2レーザーよりも波長が小さいため、銅や真鍮などの高反射材の切断も可能。任意ビームモードによる溶接時のスパッタ低減により、品質の向上も実現しています。
媒質が半導体となるレーザー加工機。半導体を基に作られた回路素子に電流を流し、発生したレーザーによって各種加工を行います。
加工の対象となる素材は木材やアクリル(黒)、革製品、紙など。透過素材は加工不可となります。
一般的なCO2レーザー加工機などに比べると小型で、設置場所に困らないことも特徴。特別なメンテナンスが不要なことも、他の多くのレーザー加工機とは異なる特徴です。
希ガスやハロゲンなどの混合ガスにより、強い紫外領域の光を発生させるレーザー加工機です。
熱をほとんど発しないため、熱を発する一般的なCO2レーザーや赤外線レーザーに比べると微細な加工が可能。インクジェット式プリンターの穴開け工程や液晶パネルのアニーリング工程など、極小ラベリングには特に強みを持つレーザー加工機となります。
なおエキシマレーザーの波長は353nm以下と可視光領域を下回っているため、光が人の目に見えることはありません。
CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)機能を搭載した大型加工機。主に金属やプラスチックの加工に用いられますが、ほかにもガラスや木材、石材などにも加工が可能です。
高い加工精度と高速加工能力を持ち、かつ切断面は滑らか。加工対象となる材料への熱の影響が少ないため、複雑な形の部品や狭い部分に対しての加工も可能です。
相談受付時間:公式HPに記載なし相談受付時間 | 記載なし |
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所在地 | 東京都西多摩郡瑞穂町高根651-6 |
取扱い製品一覧 |
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対応業務 | 電子ビーム受託加工、レーザ受託加工、ウォータージェット受託加工、非破壊検査、機械加工及び治工具設計・製作、エンジニアリング事業、医療機器の製造及び販売 |
UV、グリーン、1μmの3波長を自動切り替え、パルス幅は340fsから10psまで可変。各種材料に合ったレーザー光の選択&適した非熱加工が行えます。
20KWの高出力で20,000㎜/minを超える高速切断が可能、プラズマを上回る切断速度を実現。40㎜までの厚板切断に対応しています。
木材・アクリルはもちろん、紙、樹脂、革まで幅広い対象物に刻印・切断が可能。つまようじほどの細かな対象物にも微細な処理を施すことができます。